自然科学教育を重視し、情報通信技術を駆使して社会の発展に貢献する「情報プロフェッショナル」を育てます

情報システム学科

情報システム学科 研究内容

中尾 和夫情報システム学科長/教授 工学博士

研究テーマ
  1. オブジェクト指向による情報システムのモデル化に関する研究
  2. 分散オブジェクト技術による社会基盤情報サービスシステムに関する研究
研究概要
鉄道、交通、流通、公共、医療・福祉などの社会の基盤となるシステムでは、利用者に対するサービスの質的向上とともに、社会、環境の変化に対してシステムを柔軟に変革させていくことが要求されている。
オブジェクト指向モデリング、分散コンピューティング技術をベースに、上記要求に応える社会基盤情報システムを計画、開発、運用するための技術について研究する。
研究指導内容
鉄道などの現実のシステムを取り上げ(研究室内で鉄道運行のプロトタイプシステムを稼働)、分散システムに関する研究提案とその基本部分のプログラム開発を行わせている。システムエンジニアに要求されるシステム的思考と設計能力の両方をもつシステム技術者の育成を目指している。
担当授業科目
ソフトウェア工学U、システム工学、情報システムの計画策定、情報技術者論、特別講義、情報ゼミナール、卒業研究

応用信号処理研究室

西谷 卓史教授 博士(工学)

研究テーマ
情報伝送における信号処理方式および符号化方式の研究
研究概要
システムの計測情報や画像などの多様な信号を対象に、いかにそれらを処理し、符号化して伝送するか、さらに、受信した情報を統合していかにシステムの制御を行うか、といった方法論やアルゴリズムの研究を行う。
研究指導内容
以下の研究を通じて、実社会における工学的な課題の抽出と問題解決を行える実践的な技術者の育成を目指す。
  1. 高密度記録用の多次元符号および多次元信号処理
  2. ウェーブレットなどを用いた画像圧縮、電子透かし
  3. 大規模複合システムにおける分散協調制御方式
担当授業科目
エレクトロニクス基礎、テクニカルライティング、高信頼システム、情報システム基礎演習、計測工学、システム工学、情報ゼミナール、卒業研究

大里 延康教授 博士(工学)

研究テーマ
  1. 分散協調プログラミングに関する研究
  2. 分散協調型知能システムに関する研究
研究概要
計算機の小型・高性能化やネットワーク技術の進展により、複数のエージェントとその相互作用によって実現される知能的処理を追求することが重要な研究課題となっている。本テーマでは、自律性をもつ複数のエージェントの協調的相互作用による知的システム構築法を主にプログラミングの立場から研究する。
研究指導内容
計算機上の複数のプロセス間の相互作用を実現するプログラミング技術を基本的な道具として用い、分散協調型の制御システムをもつ小型移動ロボットなど実際に動くものを扱う。また、シミュレーションによるマルチエージェントシステムの動作解析も行う。
担当授業科目
Unix入門、情報システム基礎演習、プログラミング言語論、特別講義、卒業研究、ソフトウェア構成論(大学院)

一森 哲男教授 工学博士

研究テーマ
システムの最適化とその応用について
研究概要
意思決定を行う必要は常にあるが、これを科学的にかつ合理的に行いたい。そのための、モデル化、定式化、解法(アルゴリズム)の開発を研究する。基本的な手法はオペレーションズ・リサーチ、数理計画法(最適化の手法)、階層意思決定(AHP)である。研究対象としては、社会システムや経営システム上の諸問題である。
研究指導内容
  • 卒研テーマ
  • さまざまなシステム上の意思決定問題
担当授業科目
グラフ理論、情報数学、情報システム基礎演習、オペレーションズリサーチ、数理計画法、情報ゼミナール、卒業研究、情報科学特論(大学院)、システム最適化理論(大学院)

数理情報研究室

斉藤 隆准教授 理学博士

研究テーマ
  1. オートマタ・ネットワークの理論
  2. 人工生命・複雑系の理論
研究概要
生物の神経系や免疫系を始め、人間集団での意見形成、計算機ネットワークなどのように、多数のものが相互作用して動作をしているシステムは、非常に多くの場面で見ることができる。そのようなシステムを抽象化したモデルが、オートマタ・ネットワークである。
また、古くから研究されているセル・オートマトンは、オートマタ・ネットワークの構造を一様にしたものである。セル・オートマトンについては、状態に情報を表現するために代数構造を入れたモデルで、情報の伝搬についての理論的研究も行っている。
研究指導内容
  1. セル・オートマトンによる交通システムのシミュレーション
  2. セル・オートマトン自己複製ループの研究
  3. Lシステムによる植物の生長のシミュレーション
担当授業科目
JAVA演習、プログラミング基礎、オートマトンと形式言語、情報数学、情報ゼミナール、卒業研究、知能情報システム論(大学院)

真貝 寿明准教授 博士(理学)

研究テーマ
  1. 一般相対性理論の描く時空のダイナミクスの研究
  2. 数値シミュレーションに関する数学的背景の研究
  3. 天文学・宇宙物理学を題材とした教育教材の開発
研究概要
宇宙観測技術の進歩によって、長い間アカデミックに過ぎなかった一般相対性理論が、宇宙物理学の中心的な課題となろうとしている。本研究室では、宇宙論やブラックホールなどの非線形な重力現象を数値シミュレーションで解明することを目指し、それらの方法論を含めて研究する。また、天文学・物理学・数学に関する教育ソフトウェアも開発する。
研究指導内容
宇宙物理現象を題材にして、現象のモデル化・定式化・数値プログラムの作成・計算結果の吟味と解析を行う。数式処理ソフト(Mathematica/Maple/他)や数値プログラム(C/Java/FORTRAN他)を援用しながら、常微分及び偏微分方程式の扱いを習得し、情報処理技術と物理的なセンスを身に付けた人材を育成する。
担当授業科目
微積分学T、微分方程式、確率・統計、情報ゼミナール、卒業研究、情報科学特論(大学院)

Database & Software Engineering研究室

深海 悟教授 工学博士

研究テーマ
  1. ソフトウェアの分散開発支援環境
  2. ソフトウェアの検証(モデル・チェッキング)
  3. P2Pネットワークの応用
研究概要
分散開発支援環境グループでは、Blog、SNSを活用して開発者がコミュニケーションを図りつつ、ドキュメント、ソースコード等の成果物を一元管理できる開発支援環境の構築を目指している。
検証グループでは、UMLで記述された設計書からモデルチェッカーに入力するモデルを自動的に生成するシステムについて研究している。
研究指導内容
卒業研究では、ソフトウェアの開発を伴うテーマを原則として2〜3人のグループ単位に設定し、企画、方式検討、設計、プログラミング、試験の各工程を通して実施することで、ソフトウェア開発プロセスについて一通りの経験と理解を得ることを狙いとして指導する。
担当授業科目
データベースシステム、ソフトウェア工学T、情報システム専門演習、情報検索、情報技術者論、情報ゼミナール、卒業研究、ソフトウェア工学特論(大学院)、先端ソフトウェア工学T(大学院)、情報科学特論(大学院)

サービスコンピューティング研究室

須永 宏教授 博士(情報科学)

研究テーマ
  1. コンポーネントウェアによる情報ソフトウェア構築技術
  2. Cloud、SaaSを利用したアプリケーションソフトウェア構成法
研究概要
情報システムのソフトウェア開発の効率化のために、コンポーネントウェアによるシステム構築技術、CloudやSaaS等のネットワークコンピューティ ングを利用したアプリケーション構成法などを確立する。IP電話、Android携帯、GoogleAppEngine、XMLデータベース、仮想化などの最新技術を用いつつ、開発の効率化・アプリケーション多様化を目指す。
研究指導内容
Cloud、SaaS、Web2.0や今後出現する最新技術を用い、マッシュアップやコンポーネントウェア体系化に関する様々な課題に取り組んでもらう。
担当授業科目
コンピュータ入門、計算機アーキテクチャ、ソフトウェア工学T、C演習T、情報システム基礎演習、情報ゼミナール、卒業研究、知能情報システム論(大学院)

椎原 正次准教授 博士(工学)

研究テーマ
  1. 生産設備の稼動率向上に関する研究
  2. 生産・配送計画に関する研究
研究概要
企業経営において生産性の向上や経営の効率化のために、経営情報システムの果たす役割はますます大きくなっている。当研究室では、製造業における経営情報システムへのアプローチとして、管理技術に関する研究を行っている。
研究指導内容
卒業研究では、数学モデルを使って設備の稼動率の向上や経済的なロットサイズの決定法等を研究している。モデルの問題点を調査し、代替案を提案してシミュレーションにより評価することで研究を進めている。
担当授業科目
オペレーションズ・リサーチ、コンピュータリテラシー、C演習T、情報システム基礎演習、数理計画法、情報技術応用システム、情報ゼミナール、卒業研究

並列処理研究室

水谷 泰治講師 博士(情報科学)

研究テーマ
並列プログラムの開発支援に関する研究
研究概要
並列処理とは、複数の計算機が協調して1つの問題を処理することであり、高速・大規模な計算を実現するための有用な手段である。
近年、PCクラスタ(パーソナルコンピュータをネットワーク接続して構成する並列計算環境)のように構築が容易な並列計算環境が普及し、並列計算環境の多様化が進んでいる。本研究では、多様な並列計算環境において高性能な並列プログラムの開発を容易にするための技術について研究を行う。
卒業研究指導内容
並列計算環境を構築・管理でき、その環境を高性能計算のための道具として利用できる人材の育成を目指す。また、研究活動を通じて、計算機管理技術、プログラミング技術や技術文書の作成技術などを指導する。
担当授業科目
C演習T、JAVA演習、データベースシステム、情報システム専門演習、情報ゼミナール、卒業研究、計算機構成論(大学院)

畑田 稔講師 工学博士

担当授業科目
ディジタル回路、エレクトロニクス基礎、C演習U、コンピュータ科学基礎演習、コンピュータ科学専門演習

山田 祐太助手

担当授業科目
JAVA演習、C演習T、C演習U
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